嫌な出来事と縁切りするBLOG

日常で起こる様々な嫌な事を忘れる方法を書いています。嫌な事があった方や辛い事があった人、嫌いな人がいる方は覗いてみてください。

子育てが辛い・子供を虐待しそうになってしまう人の心の対処法

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子育てが辛い

自分が子供を虐待してしまいそうで怖い

子供は可愛いのに、どうしてもイライラしてしまう

余裕がなくなると怒鳴ったり叩いたりしてしまう

どうにかしたいと思っていても、カッとなるとつい感情的になってしまう

こんな辛い気持ちを抱えてはいませんか。

 

子育てはどうしても孤独に陥りがちです。

核家族化が進んだことによるワンオペ育児。

産後のホルモンバランスの乱れ、寝不足など

様々な要因でストレスが溜まり、可愛いはずの我が子に対してつらく当たってしまう事は誰にでも起こりうる事です。

 

イライラが募り子供に手を上げてしまいそうになる

我が子を虐待しそうになってしまう

そんな衝動に襲われた時の対処法をご紹介します。

 

 

 

 

虐待は誰にでもおこりうる

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家庭環境に問題があるから虐待が起こるわけではない

テレビや新聞などで報道される虐待のニュースで目に付くのは、家庭環境に問題がある場合が多くあります。

両親が再婚・子供が相手の連れ子・親がDV気質

そういったニュースが連日世間を騒がせていますが、そういった家庭環境に問題がある家庭だけに虐待が起こる訳ではありません。

 ニュースとして報道されているのは、世間にセンセーショナルな印象を与えるような事件に過ぎません。

厚生省が発表したデータによれば、平成29年度の童虐待相談対応件数は13万件を超えています。

13万件と聞くと、途方もない数字のように聞こえますが、それでも児童相談所が対応した件数だけの数字ですので、実際は一般家庭で家庭で起こる小さな諍いや、育児のストレスによる家庭内のトラブルはその何倍も存在しているのです。

それこそ、「しつけ」として行われる叱責や体罰も虐待としてカウントするのであれば、殆どの家庭がそれに該当すると言っても過言では無いでしょう。

 

何の理由も無く子供を怒鳴る親はほとんどいない

  • 子供を怒鳴る
  • イライラして叩く
  • 感情に任せて罰を与える

文字面だけを見ると「酷い事」「可哀そうな事」「虐待だ」と言う意見も出てくるかもしれません。

しかし、それは当事者では無い第三者の意見です。

一部分だけを切り取れば、子供に対して理不尽に当たっているように見えるかもしれませんが、実際ほとんどの家庭では何の理由も無く子供を突然怒鳴ったり叩いたり、罰を与えたりはしていない筈です。

 こうなるまでに親は子供に対して諭したり、柔らかく注意をしたりしているでしょう。傍から見て理由が無い理不尽な怒りのように見えたとしても、親が爆発するにはそれなりの理由が存在している場合も多いものです。

 

・出かけるまでに時間が無いのに遊び始めたり、ぐずり出したりする

・家事や仕事をしているのに、構って欲しくて邪魔をする

・兄弟や姉妹と喧嘩をしたり、いじめたりする

・やって欲しい事を頼んでもやらない、約束を守らない

・わざと危険な事をしたり、以前やらないように注意した事を何度もやる

・口が達者になり親を馬鹿にしたり、注意すると言い返したりする

 

一つ一つは大した事が無いように見える事であっても、こんな出来事が何度も重なれば「早くしなさい!」「何度言ったら分かるの!」「いい加減にして!」と怒りの感情と共に言葉や手が出てしまうのが人間です。

勿論、そんな状況であっても冷静に「なぜ今、そうする必要があるのか」を諭す事ができるのが一番良い方法でしょうし、多くの専門家や、当事者では無い第三者はそんな事を平然と言います。

「子供がわがままを言うのは当たり前」

「言い返してくるのは成長の証」

「甘えているだけだから大らかに受け止めるべき」

しかし、実際にその現場で子育てをし、毎日を必死に過ごしている親にとってそんな意見は所詮、綺麗ごとでしかありません。

綺麗ごとや正論は時に深く誰かを傷つける諸刃の剣です。

 そんな事ができていれば誰だって最初からしているのです。

それができない事で、理想と現実のギャップから親のストレスは増幅し、「こんなはずではない」と言う気持ちが更に子供への当たりを強くしてしまっている要因となっているのです。

 

 

親も理想的な育児と現実のギャップに苦しんでいる

誰だって、できる事ならば子供を怒鳴ったり、感情任せに手を上げたり罰を与えたりしたくはありません。

子供にはのびのびと育って欲しい、健やかに、明るく元気に成長して欲しいと思うのが親として一番大きな望みでしょう。

その為には、子供の言葉に耳を傾けて子供の意見を尊重して子供の自我の芽生えを優先してあげる事が大切だとほとんどの親が知っています

そして、それが正しい育児の仕方だという事を多くのメディアが聖書のように掲げています。

育児書や育児雑誌、幼稚園や保育園、学校、育児の専門家。

誰に相談をしても、聞き覚えのある理想的な子育ての仕方を判を押すかのように親に伝えますし、親も何度も聞いた理想的な育児を正解だと刷り込まれています。

しかし実際の所、多くの家庭で子供に対して理想通りに向き合う事は出来ていません。

 なぜなら、ほとんどの親が育児の正解を知っていても、そこに辿り着くまでの自分の感情のコントロールの仕方や対処方法を教えられていないからです。

 だからこそ誰もが解き方も知らない問題に直面し、目の前に出された正解を求めようと迷い・苦しみ、結果的に爆発してしまうのです。

 

 

まずは囚われを捨てる事が大切

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子供を怒鳴ってしまう、叩いてしまう、罰を与えてしまう。

そんな人に共通するのが「真面目」「他人に気を使う」「理想が高い」と言う性格です。

 

社会的なルールやモラルの意識が高い人の方が、時間的な制約や課題の処理に対してストレスを感じやすくなります。

  • ルールや約束は守らなくてはいけない
  • やるべき事は必ずやり遂げなければならない
  • 他人に迷惑を掛けてはならない
  • 協調性を持たなくてはならない
  • 人と同じことができて当然だ

特に他者に対しての遠慮や配慮が強かったり、厳格な家庭で育った人に多い思考です。

自分の子供が他人に迷惑を掛けないように、社会に適応できるようにと必要以上に自分の価値観を当てはめて考えてしまう事も多くあります。

自分が子供に理想を求めるあまり、それが出来ない・適わないとなるとどうしてもイライラしたり、感情的になってしまうのです。

 

まずは囚われを外す事が大切

 我々は集団生活をする中で、どうしてもルールやモラルに縛られてしまいがちです。

しかし、「なぜそうしなければならないのか」をよく考えてみると、必ずしも「そうしなくてはいけない理由」にはならない事も多くあります。

 

例えば

夜9時に就寝させたいのに子供が寝ないという場合。

なぜ夜9時に就寝させなければならないのかの理由について考えてみます。

  1. 翌朝起きられなくなるから
  2. 成長ホルモンは夜10時~深夜2時に分泌されるから
  3. 子供が寝ないとできない事があるから

この3つについて突き詰めて考えていくと、「そうしななくてはいけない理由」とまではいかない事に気づかされます。

 

1.翌朝起きられなくなる

・朝、親が子供を決まった時間に起こすのであれば、絶対起きられない事は無い。

・起きる時間が早ければ自然と就寝時間は早くなる

 →必ず21時に就寝する事よりも起きる時間を厳守した方が効率が良い

・寝る時間を守りたいなら、食事や入浴・宿題の時間を前倒しできるようにする

2.成長ホルモンは夜10時~深夜2時に分泌されるから

・成長ホルモンの分泌は必ずしも夜10時~深夜2時の間に行われるものでは無い。

成長ホルモンは睡眠の質が高ければ、より分泌されやすくなる。

→夜9時に寝る事よりも、前後にテレビやスマホを見せない

→部屋の明るさを調整する

→寝る直前に高カロリーの食事を避ける方が成長ホルモンの分泌には効果的

3.子供が寝ないとできない事がある

・本当にその日のうちにしなければならない事か考える

・何をするのか、何に何時間かかるのか整理する

→翌日や休日に回せるものは回す

→どうしても必要な事なら分割して翌朝早めに起きてやるなど工夫する

 これはあくまで一例ですが、「必ず夜9時に寝かさなくてはいけない!」と思ってイライラするよりも「だいたい9時ぐらいに寝られるように行動しよう」と緩い気持ちでいる方がストレスになりにくいと言えます。

「絶対に〇〇しなくてはならない」「こうあるべき」と言う囚われをまず捨てる事で多少の気持ちの余裕を作る事ができるでしょう。

 

 

爆発してしまいそうな感情をコントロールする方法

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「こうあるべき」「こうしなきゃいけない」と言う囚われを捨てようとしても、どうしても必要に駆られれば焦りが出たり余裕が無くなったりするのは自然な事です。

大人であれば「どうしても必要な事」が起こる事も頻繁にあります。

そんな時は、イライラしたり怒鳴ったりしそうになる感情をコントロールする方法をいくつか用意しておく事をお勧めします。

今すぐに出来るものや、長期的に感情を上手くコントロールできるようにする方法などをいくつかご紹介しますので、状況に合わせて使い分けてみてください。

 

3秒深呼吸

昔からよく聞かれる方法かもしれませんが、意外に有効で手軽なのが深呼吸をする事です。

イライラしてしまう、カッとなって怒鳴ってしまいそうになった時、無理にでも一旦言葉や行動を飲み込んで大きく3秒間ゆっくりと深呼吸してみてください。

衝動的に呼び出そうとしていた怒りを一時的にひっこめる事ができます。

しかし、長時間続くイライラ状態の場合は効果が長持ちしない事もありますので、別の方法も合わせて使ってみてください。

 

輪ゴムをパチンで意識を切り替える

深呼吸だけで上手くイライラが収まらない時は、輪ゴムを手首に着けてイライラした衝動に駆られた時にパチンとはじく方法を取り入れてみてください。

輪ゴムを弾く痛みを引き金にする事で一瞬気がまぎれ「そうだ、ここで深呼吸をしよう」と冷静になる事が出来るでしょう。

怒鳴ったり手が出そうになるたびに、手首に着けた輪ゴムをパチンと弾く動作が身につくと段々と輪ゴムが無くても「あ、今は冷静にならなければいけないタイミングだ」と気が付けるようになります。

 

輪ゴムを手首に付けるため人前で行う事はあまり現実的ではありません。

子供に対してのイライラは、閉鎖的な空間でこそ起こりやすい物ですので、まずは家庭内で実践して爆発しそうになったら輪ゴムをはじく動作を行ってみてください。

 

一旦子供から離れる

もしワンオペ育児でずっと子供と一緒にいてイライラしてしまうという人であれば、一旦子供から離れましょう。

赤ちゃんの場合

授乳もおむつも全て終えているのに、どれだけあやしても泣き止まないと言う赤ちゃんの場合なら、安全を確保しておけば20分ほど泣かせておいても大丈夫だと言われています。

ベビーベッドなどに赤ちゃんを寝かせて、別の部屋に一旦避難して休憩しましょう。

赤ちゃんの泣き声を聞くと「自分は悪い親だ」と思ってしまうかもしれませんが、カッとなって赤ちゃんを床に落としてしまって後悔するよりも、安全を確保して20分間泣いていてもらった方がお互いの為にずいぶんと良い事だと言えるでしょう。

また、アパートや深夜帯などで泣かせて置けない事情がある場合はおしゃぶりなどの道具に頼るのも有効です。

 

幼児や子供

大きくなった幼児や子供の場合も同様です。

子供の安全を確保してから、別の部屋に行って気持ちを切り替えましょう。

一時的に、テレビやゲームに子守をさせたって構いません。

スマホ育児やテレビ育児が悪いと言う風潮がありますが、それは常にテレビやスマホを使わせている場合です。

必要な時に、必要な道具に頼る事は決して悪い事ではありません。

感情的に親に怒鳴られて傷つくよりも、一時的にスマホでゲームができた方が子供の精神的なストレスも減ります。

相対的に考えてメリットの方が多いなら、道具に頼ったり行政やサービスに頼ったりする方が合理的だと言えます。

 

 

客観的に見ている自分を傍に置く

少し練習が必要ですが、常に自分を客観的に見る事を意識する方法です。

自分の言動を第三者の目線で見る事で、ついカッとなってもすぐに衝動を抑えたり、一旦深呼吸をして次の行動を移せるようになります。

子供と居るときだけでなく、家族や友人、職場に居るときも常に自分の言動を客観的に見られるように日頃から意識してみてください。

これができるようになると、育児だけでなく人間関係や仕事での感情コントロールが上手くいくようになります。

自分を客観的に見るイメージ

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1.斜め上からカメラを向けられているイメージを持つ。

2.上から撮られた自分が映るモニターを見ているイメージを持つ。

3.自分の今の様子が実況中継されている状況をイメージする

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5.自分の実況中継をテレビて見ているイメージを持つ

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「オモチャが部屋中に散らかりっぱなし!頭に来るわ!全部捨ててやる!」

 

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「おっと、今私はイライラしているようです!

どんどん怒りのボルテージが上がっている。これは危険な状況です。

このまま怒りは爆発されてしまうんでしょうか!」

 

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「あ、イライラしているな。我慢しなくちゃ」

 

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「お!怒りを抑えました!これは偉い!良く我慢しました!」

 

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「あ、今自分は怒りを抑えられたんだな。」

 

このように、自分を客観視するイメージを常に持つことで感情をコントロールしやすくなります。

 馬鹿げているようにも見えますが、繰り返すうちに自然と自分を客観的に見る事ができるようになりますよ。

 

辛いときは我慢せずに相談しましょう

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子供に怒鳴ってしまう、手を上げてしまうと言う状態は、言い換えれば子供よりもあなたが傷ついて辛くなっている状況です。

余裕が持てずにイライラして、誰からの手助けも受けられず、理解されず苦しんでいるからこそ一番近くにいる子供にそのフラストレーションの矛先が向いてしまうのです。

「自分が今辛いんだ」と気づけたら、どんな方法でもいいのでSOSを出しましょう。

相談できる窓口や、誰にも気兼ねすることなく相談できるカウンセリングなど方法は色々あります。

一人で抱え込まずに、まずは誰かに心に抱えたモヤモヤを話す事から始めてみてくださいね。

 

子供虐待防止 オレンジリボン運動

児童相談所の全国共通ダイヤルです。

℡:189

で、近くの児童相談所に24時間相談する事ができます。

夜中でも赤ちゃんが泣き止まない、子供にイライラして今にも手を上げてしまいそうだと言う時は、一旦落ち着いてこちらに電話を掛けてみてください。

相談窓口 | オレンジリボン運動 - 子ども虐待防止

 

 

オンラインでカウンセリングを受ける

子育てをしていると、日中に自分だけ外出したり誰かに悩みを相談する時間が取れないという人は多いでしょう。

しかし、自分の時間が取れずにストレスだけを溜めていくといつか爆発する火種を抱え込むことになってしまいます。

夜間や、自分の手が空く時間を指定してチャット形式でカウンセリングを受けられたり、実際のカウンセリングと同様にビデオチャットを通してカウンセラーと対話をする事が出来るサービスもあります。

まとまった時間が取れない人はメールでカウンセリングを受ける事も可能です。

 

オンラインで受けられる心理カウンセリング

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 睡眠はとれてますか?

カウンセリングを受けるほどじゃないけれど、どうしてもイライラが抜けない。気分が落ち着かない。

そんな方はもしかしたら、睡眠がしっかりとれていないのかもしれません。

睡眠は疲れた脳を休めてストレスを解消する作用があります。

もし上手く眠れないのであれば、食事やサプリメントで質のいい睡眠が取れるように工夫してみましょう。

>>今までよりも「しっかり・ぐっすり」本当に幸せな休息を・・・

 

 

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