あなたには今いくつストレスの解消法がありますか？
ストレスを感じた時に上手くストレス解消が出来ないと、ストレスはどんどん溜まっていく一方です。
例えば、あなたのストレス解消法が「バッティングセンターでひたすらバットを振る」と言う方法だった場合、仕事中にストレスを感じてもすぐにストレス解消をする事ができません。
ストレスを蓄積させないためにも、ストレスを感じたらすぐに解消する事が大切です。
そこでオススメしたいのがストレス解消法100のリストです。
自分なりのストレスの解消法を100個用意する事でストレスを感じた時にその場に合わせたストレス解消法を実践する事が出来るようになります。
- ストレス解消法100のリストとは？
- ストレス解消法100のリストの作り方
- ストレス解消法100リストはつくっている間もストレス解消になる
- まとまった時間が取れない時は少しずつ作る
- ストレス解消法100のリストは何度も読み返しましょう
ストレス解消法100のリストとは？
ストレス解消法100のリストとは、その名の通り自分なりのストレス解消法を100個リストアップした物です。
100個もストレス解消法なんてあるはずがない！と、思いましたか？
人それぞれにストレス解消法はありますが、その方法は1つとは限りません。
大きなストレス解消法から小さなストレス解消法まで、よく考えて見るとストレスを解消する方法は沢山あるはずです。
ここで言う大きなストレス解消法とは、稼働が掛かる分それだけリフレッシュ効果が高いものを指します。
例えば旅行や好きなアーティストのコンサートだったり、一気に大きな買い物をするなどです。
逆に小さなストレス解消法は、稼働がかからない分ちょっとしたスッキリ感を味わえるようなものを指します。
例えば、爪を切ってみるとか、紙をビリビリに破いてみる、普段は買えない高いジュースを買ってみるなどです。
ストレス解消とは部屋の掃除と同じです。
日常のちょっとした埃や汚れを溜めておくと年末の大掃除が大変になってしまいますが、こまめに埃を払ったり掃除をしていればそもそも大掃除自体が不要になるのです。
ストレスも、感じた時に大した事が無いからと放っておくと、そのうちにストレスが積もり積もって体調を崩したり病気になってしまう事もあります。
ストレスを感じるシチュエーションは人それぞれ違いますが、ストレスにも大きなものから小さなものまで沢山あります。
小さなストレスを大きなストレス解消法で解消しようとすると「まだそんなにストレスは溜まっていないから後回しでいいや」と、ストレスを溜め込んでしまう事にもなります。
小さなストレスは小さなストレス解消法ですぐに解消する。
それでも解消しきなければ、時間をとって大きなストレス解消法でリフレッシュをする。
それを繰り返す事で、上手にストレスと付き合う事が出来る生活を送ることが出来るようになります。
ストレス解消法100のリストの作り方
用意するもの
紙またはノート、手帳など読み返しやすいもの
1人の時間(1時間くらい)
書き出す前に分類化すると簡単
いきなりストレス解消法を100個書き出そうとしても中々100個も書き出すことはできません。
書き出す前にシチュエーションや場所などを分類しておくと書き出しやすいのでオススメです。
分類を10個用意すれば、それぞれに10個ずつストレス解消法を書出せば良いだけなので案外すんなりと書けます。
書き終わった後でも「そう言えばあれも、これもストレス解消出来そうだな」と色々と浮かんで来るでしょう。
ストレス解消法100のリストの例
初めてストレス解消法100のリストを作る方用に、例を30個ほど用意しました。
分類方法やシチュエーションなどを参考にしつつ自分なりのストレス解消法100のリストを完成させて見てくださいね。
例）
【仕事中に出来ること】
デスクの上を掃除する
外回りの時にお気に入りのカフェに入る
職場で使うマグカップを新しくする
お気に入りの紅茶のパックをストックする
おやつにチョコレートを食べる
指圧棒で手のツボを押す
【家で出来ること】
断捨離する
前髪を切る
引越しをする
ひたすら枝豆をプチプチする
お風呂上がりストレッチをする
筋トレをする
【食事に関する事】
仕事終わりに好きなお店のお惣菜を買って食べる
サッカーを見ながらビールを飲む
お風呂上がりにアイスを食べる
大好きなレストランで〇〇を食べる
ちょっと高級なお菓子と高級な紅茶でお茶をする
激辛のカレーを食べる
【休みの日にできる事】
見たい映画を好きなだけ見る
近所を散歩する
思いっきり寝る
日帰りで温泉旅行に行く
ランニングをする
山登りをする
【友達と一緒の時にできる事】
遊園地に遊びに行く
趣味の集まりに行く
仲のいい友人と海外旅行に行く
友達と会ってひたすら話す
居酒屋で飲み会をする
一緒にスポーツをする
これはあくまでも一例です。
本当に些細なストレス解消法にも目を向けてみると、意外と沢山書き出せると思います。
ストレス解消法100リストはつくっている間もストレス解消になる
実はストレス解消法100リストのいい所は、ストレス解消法を可視化する事だけではありません。
このリストを一生懸命作るだけでも、実はストレス解消になっているのです。
日頃から仕事、勉強、家事、育児と様々な事で時間を使っていると、しっかりと自分に向き合う時間が中々持てません。
ストレスの原因の1つに「自分ではコントロールが出来ない状況」があります。
自分の意思ではどうにもならない状況や、自分の意志とは関係なく理不尽に押し付けられた状況でストレスが溜まるのです。
仕事や子育ては、自分以外の誰かに振り回される時間が多い環境ですので、必然的にストレスが溜まってしまいます。
ストレス解消法100リストは、作っている間は自分の事だけに集中する事ができます。
作成に1時間ほど掛かる場合もありますが、その間はずっとひとつの事に集中出来るため「自分でコントロールが可能な環境」を作り出すことが出来るのです。
そして、リストを完成させた後「やりきった」と言う達成感を味わう事も出来ます。
ストレスを解消するひとつの手段として「自分がコントロール出来る環境において、達成感を得る」と言う方法はとても効果的です。
例えば、
・休みの日に2000ピースのパズルを完成させる。
・巨大ドミノを制作して倒す。
と、言う一見「余計にストレスが溜まりそう」だと思う方法でも、自分の時間をしっかりと確保して行うことが出来れば素敵なストレス解消法になるでしょう。
まとまった時間が取れない時は少しずつ作る
どうしても忙しくて、ストレス解消法100リストをまとまって1時間も作り続けられないと言う方も居るでしょう。
そんな時は無理にまとまった時間を作ろうとしなくても大丈夫です。
無理矢理時間を作ろうとして、邪魔が入ったりやむを得ず中断したりすると返ってストレスが溜まってしまいます。
まとまった時間がなくても、5分や10分と言った細切れの時間は何処かに作る事ができるはずです。
コーヒーを飲む5分、スマホゲームをする10分、子供がお昼寝している30分など、ほんのちょっとの空き時間に手帳の裏側でも、お気に入りのノートでも、コピー用紙でもなんでも良いので向かって見てください。
時間を決めて「この10分間はこの分類のストレス解消法を書き出してみよう」と目標を設定して書き出して見ましょう。
1日10分10項目なら約10日でリストが出来上がります。
10日も掛けて作った自分だけのストレス解消法100リストは、あなたの大切な宝物になっているはずですよ。
ストレス解消法100のリストは何度も読み返しましょう
ストレス解消法100リストは書き出して終わりではありません。
完成したリストは何度も読み返しましょう。
ストレスを感じた時に読み返すのはもちろん、日頃からお守りがわりに持ち歩くのもおすすめです。
手帳の裏側であれば仕事中に読み返す事が出来ますし、紙に書いた場合は目に付くところに貼っておいたり、手帳に挟んで持ち歩く事も出来ます。
毎日読み返さなくても1週間に1回や１ヶ月に1回のペースでも大丈夫です。
繰り返し読むうちに殆どのストレス解消法が頭の中に入ってきますので自然と読み返す頻度は減っていくでしょう。
時々時間を取って最初に作ったストレス解消法100リストに更に追加のストレス解消法を付け足して行くのも素敵ですね。
自分にはどんなストレス解消法が有るのかを常に意識する事で、急なストレスにも対応する事が出来るようになります。
ストレスを感じた時、ストレスを解消法する方法が100個も有ると言うのはとても心強い事です。
どんな場面でストレスが溜まっても、必ず1つはその状況に応じたストレス解消法が見つかるはずですよ。
ストレス解消法100のリストで、上手にストレスと付き合う習慣を身につけて見てくださいね。
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