どうしてあの時あんな事をしてしまったんだろう。
忘れたいのに忘れられない。
思い出すだけで辛いのにどうしても記憶が蘇ってしまう。
そんな経験ありませんか?
嫌な記憶ほど早く頭の中から消えて欲しいのに事あるごとに思い出してしまう。
そんな時は今回ご紹介する、「何でも捨てられる頭の中の焼却炉」に放り込んでしまいましょう。
やり方はとっても簡単です。
嫌な事があった時、後々その記憶が蘇ってこないようにたった1分で出来る対処法です。
是非試してみてください。
- 思い出すほど記憶は定着していく
- 「考えない」「思い出さない」が何よりも大切
- 嫌なことがあったらすぐに心の焼却炉にポイッ!
- 嫌な記憶を燃やしたら何か夢中になれる事に没頭しましょう。
- 時間が経った記憶でも大丈夫
- 幸せに生きられる人は嫌な思い出を捨てるのが上手い人
思い出すほど記憶は定着していく
肝心な事は忘れているのに、思い出したくない事ほど思い出してしまう。
こんな経験、誰にでもあるでしょう。
実はこの嫌な事ほど記憶に焼き付いてしまう現象にはとても簡単な理由があります。
受験勉強や学生時代に聞いた事があるかもしれませんが、
記憶を脳に焼き付けるために必要なのは2週間以内に3回以上「復習」をする事です。
繰り返し何度も思い出す事で脳が「これは必要な記憶だ!」と認識して、しっかりと記憶が定着します。
勉強や覚えた知識、大切な約束事をうっかり忘れてしまうのは、一度見たり聞いたりしただけで覚えたつもりになっていて、その後全く思い出さない事が原因なのです。
そのため、嫌な事が起こった時、「あの時はああすれば良かった」「なんでこんな事になったんだ」と繰り返し思い出す事でどんどん嫌な出来事は定着してしまいます。
特に、真面目な人ほど同じことを繰り返さないように、失敗した出来事を何度も思い出しては反省をしたり、くよくよといつまでも嫌な出来事を引きずってしまう傾向にあります。
「考えない」「思い出さない」が何よりも大切
嫌な事を思い出せば思い出す程脳に記憶が定着してしまう事が分かりました。
「忘れたい、忘れたい」と思えば思うほど記憶が焼き付いてしまうなんて皮肉なものですよね。
単純な事ですが、嫌な記憶を思い出さないようにするために一番大切な事は「考えない」「思い出さない事」なのです。
記憶の鮮度は時間と共に落ちていく
出来れば最低2週間はその出来事を思い出さない事がポイントです。
嫌な出来事と言うのは、起こった直後が一番衝撃が強く鮮烈に記憶が残っています。
しかし記憶にも鮮度があり、時間が経つにつれて鮮明だった記憶はどんどん薄れていきます。
まだ記憶が鮮明な時に上手く嫌な出来事に対しての意識を処理できれば、その後2週間嫌な出来事を思い出さずに忘却の彼方へと葬る事ができるのです。
嫌なことがあったらすぐに心の焼却炉にポイッ!
嫌な事があった時、何度もその記憶を思い出さないようにするために、やって欲しい事があります。
それが頭の中の焼却炉に嫌な記憶を捨てる事です。
出来れば嫌な出来事が起こった直後、無理ならその日のうちに是非実行してみてください。
嫌な記憶を消す手順①:深呼吸
嫌な事が起こった直後は心身ともに興奮している状態にあるはずです。
まずはゆっくり深呼吸をして気持ちを落ち着かせましょう。
●深呼吸の方法●
大きく息を吸い込んで一旦息を止めます。
その後、身体の中にある酸素を全て吐ききるイメージで息を吐きましょう。
細い息を意識して20秒ほど時間を掛けてゆっくり息を吐き出します。
これを2,3回繰り返し身体がリラックスできたら次の手順に移ります。
嫌な記憶を消す手順②:焼却炉をイメージしましょう
目を閉じて、頭の中に焼却炉をイメージしましょう。
焼却炉の中には、真っ赤な炎が燃え盛っています。
出来る限り鮮明に焼却炉と炎をイメージしてください。
焼却炉がイメージできなければ、焚火でも良いですし、ただ燃え盛る炎だけでもかまいません。
必要な事は頭の中に、全てを燃やす炎をしっかりイメージする事です。
嫌な記憶を消す手順③:嫌な記憶を頭から取り出す
次に、燃え盛る炎の中に嫌な記憶を捨てます。
頭の中から嫌な記憶だけを取り出しましょう。
嫌な出来事をプリントした紙や、記憶が入った箱をイメージしても構いません。
もし、嫌な出来事が特定の人物が関係しているものであれば、その人を象った人形でもいいでしょう。
とにかく、あなたが捨てたい記憶が何らかの形になっていれば構いません。
嫌な記憶を消す手順④:嫌な記憶をポイ!
嫌な記憶が取り出せたら「さようなら」と声を掛けて(頭の中で声を掛けるだけでOK)燃え盛る炎の中に放り投げましょう。
嫌な記憶が炎の中に入ったら、それが燃えていく様子をしっかり見届けてください。
炎が燃え移り、焦げていき、炎に包まれて燃え尽きて灰になっていく様子をしっかりイメージしましょう。
嫌な記憶が燃え尽きたのをしっかり見届けられたら、焼却炉の扉を閉めて終わりです。
ゆっくりと呼吸をしながら目を開けましょう。
心がスッキリと軽くなっていたら記憶の消去が成功している証拠です。
嫌な記憶を燃やしたら何か夢中になれる事に没頭しましょう。
頭の中の焼却炉で嫌な記憶を燃やしたとしても、再び思い出してしまったら本末転倒です。
燃やしてしまった記憶はもうあなたの身体の中には無いものですので、振り返る必要はありません。
そのあとは何か自分が夢中になれる事に没頭してしまいましょう。
ゲームをしたって良いですし、どこかに出かけたり、美味しい物を食べたり、ぐっすり眠ってしまっても良いです。
嫌な事を引きずらず、さっと気持ちを切り替える事が出来る人はストレスを上手くコントロールしてくよくよ悩まずに済みますよ。
>>今までよりも「しっかり・ぐっすり」本当に幸せな休息を・・・
時間が経った記憶でも大丈夫
頭の中の焼却炉は時間が経ってしまった記憶でも使えます。
学生時代に必死に覚えた数学の公式を10年後に全て完璧に思い出せるかと言われたらきっと難しいでしょう。
それと同じように、一度脳に定着させた記憶であっても長い間思い出さなければ記憶から消し去る事は可能なのです。
どんなに定着してしまった記憶であっても、「自分の中から完全に消し去る」タイミングを作ってあげる事で気持ちの切り替えがしやすくなります。
頭の中の焼却炉でこの記憶を燃やしたあとは、もう一切思い出さない。
と、自分に言い聞かせてから、上記の頭の中の焼却炉を試してみましょう。
記憶を頭の中から消すのなら、早ければ早いうちの方が効果的です。
さっさと燃やしてしまえば、あとは自分が楽しい事に熱中すればいいだけなのです。
幸せに生きられる人は嫌な思い出を捨てるのが上手い人
あなたの周りに、どんなに失敗してもめげずに常に前向きな人はいませんか。
くよくよして中々前向きになれない人と一体何が違うのでしょうか?
人生は誰にでも平等に良い事と悪い事が降ってきます。
ただ、その出来事の受け止め方と受け流し方が違うだけで幸せな人生を送るか辛い人生を送るかが変わります。
常に前向きに生きている人は、嫌な出来事をすぐに忘れて次に進める人です。
誰でも落ち込むこともあれば、食事も喉を通らない程に辛い出来事に遭遇する事もあります。
ですが、限りある人生の中で落ち込んでいても、前向きに生きていても同じだけ時間は進むのです。
どんなに嫌な事が起こってもいつまでもくよくよ悩まずに「悩むのはこれで終わり!」と切り替えが出来る人ほど、残りの人生を有意義に明るく楽しく生きていけるのです。
是非、あなたも上手に頭の中の焼却炉を使って幸せな人生を送ってください。
あなたが前向きに生きられる事を心より祈っております。
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