なんだかともて生きにくい。
人の顔色ばかり見てしまう。
人間関係が上手く構築できない。
人を心から信頼できない。
自分に自信が無い。
自分がやりたい事をするのが恐い。
駄目だと分かっているのに自分の子供に手を上げてしまう。
子供をかわいがってあげられない。
こんな風に思う事はありませんか。
あなたは幼少期に親の顔色を伺って生きてきたり、親の機嫌に怯えながら生きてきたりしたのではないでしょうか。
もしかしたらあなたの親は毒親なのかもしれません。
毒親は必要以上に子供に干渉し管理しコントロールしようとします。
毒親に育てられた子供は、自分と言うアイデンティティが確立されないまま成長してしまうアダルトチルドレンになってしてしまう可能性があります。
もしも自分の生きづらさの原因に親が関係していると感じる事があれば、毒親診断のチェックリストを確認してみましょう。
チェックの数が多ければ多いほど毒親に当てはまります。
毒親診断チェックリスト
あなたは子供の頃
- 悲しくなる、不安になる、傷つくことがよくあり腹が立ったり必要とするものが奪われた気分になったりすることが頻繁にあった
- 怒り、悲しみ、恐れなどの感情を親の前で表現できなかった
- 親から評価されたり褒められたりすることはほぼ無く、否定されるばかりだった
- 親から構われすぎていたりわがままを許されていたなど過保護だった
- 親から耐えきれないほど過剰に詮索するなど過干渉を受けていた
- 親から身体的、性的、精神的な親からの暴力、虐待があった
- 親の意見がすべて。反論、疑問が許されない
- 親が親としての責任を果たさず親子の立場が逆転する事がよくあった
- 親から犯罪自慢をされた事があった
- 親から怖い思いをさせられたことがある
- 親から兄弟、親戚や近所の子供と比較されることがあった
- 親からコントロールされて本当はやりたくないことをやらされた
- 親から過剰な期待、強いプレッシャーをかけられることがよくあった
- 親から条件つきの愛情しか与えてもらえなかった
- 親が近くにいるとリラックスできず緊張していた
- 親から矛盾すること、意味が曖昧なルールを押し付けられていた
- 親が情緒不安定で心が健康でないと感じる
- 親から罵られる、ばかにする、辱めるような発言をされた
- 両親の夫婦仲が悪かった、あるいは両親間に暴力があった
- 家の中ではいつもいざこざや心配事があった
- 家族間に温かさや愛情がほとんどないと感じていた
- 本当の自分でいるより親を喜ばせたいと思っていた
あなたは学生時代や思春期の頃
- 親から服装や髪形などファッションに干渉、口出しをされた
- 考えや発言が親の思い通りになるような指示ばかりされた
- 親から交友関係に干渉され自分で友達を選ぶことができなかった
- 進路、学校の選択に親が介入し自分の意見で決める事ができなかった
- 恋愛関係に親が介入、口出しをしてきた
- 親から携帯電話や日記を見るなどプライバシーを侵害された
- 親は自分への批判に過敏だった
- 親の言うことをきかないと縁を切るなどと脅された
- 親からバカなどと罵られた
- 親から外見を醜いなどと罵られた
- 親が身体的、性的に虐待したり他の人が子供にそうしていることを知っても無視、あるいは助けようとしなかった
- 親からすべてを支配されていた
- 親が世の中のことを自分の価値観ですべて善か悪かで決めつけていた
- 親が完璧主義、ストイックだった
- 親がいつでも自分が正しいと主張、他人からの意見、誤りを認めなかった
- 親が子供や周囲を傷つけたり辛い思いをさせているのに無頓着だった
- 親がスケージュル、規則、清潔さなどに対し異常にうるさかった
- 親が子供が独立した個人であろうとすることを許さなかった
もしも自分が毒親育ちだったら?
いかがでしたでしょうか。
チェックリストが3割以上該当すると毒親である可能性が高くなるようです。
もし、今回のチェックリストを確認してみて自分の親が毒親だと分かった場合、どうすればいいのでしょうか。
自分自身を優先する思考を鍛える
自分の親が毒親だと分かった場合、一番最初にする事は自分の感情や自分のしたい事を優先的に考える事です。
普段「親が〇〇だから」「親に〇〇だと言われるから」という基準で物事を判断してはいませんか?
こうしたら親になんて言われるか。
自分がやりたい事をしたら叱られる、嫌味を言われる、怒られると言う感情はあなたが毒親育ちだから湧き出る感情だと言う事をまずは自覚する必要があります。
その上で「じゃあ、自分はどうしたいのか」と言う事をしっかり考えましょう。
すぐに行動に移すのは勇気が居る事でしょうから、無理をしなくても大丈夫です。
まずは考え方を変える事から始めてください。
「親はこう言っている。けど、私はこうしたいと思っている」
と、言う考え方をする練習を何度も繰り返してください。
そして、「このぐらいなら出来そうだ」と言うレベルから少しずつ自分のやりたい事を実行しましょう。
可能な限り毒親と距離を取る
自分の親が毒親だと気づいたら、可能な限り毒親と距離を置く事をお勧めします。
あなたがもう成人済みであれば仕事を理由に家を出る、一人暮らしをする。
もし一人暮らしをしていても電話や訪問な場合は、電話を出る回数や不在にする回数を徐々に減らすなど、毒親と接触する機会を今よりも減らす工夫をしてみてください。
もしまだあなたが未成年や学生であれば、精神的な距離を置くように心がましょう。
親の庇護下にある未成年は物理的な距離を取るのが難しいかもしれませんが、
親は親、自分は自分であるとはっきりと認識する事が大切です。
もし可能であればアルバイトをして家を出る準備をするとか、進学先や就職先を県外にするなど出来る準備を進めておきましょう。
もし、あなたが反対意見を述べる事で逆上したり束縛が激しくなるタイプの毒親であれば、下手に逆らうのは危険です。
まずは精神的な自立を図る事、そして時が来たら物理的に親と距離を取る事を目標にしてみてください。
親を変えようとは思わない事
毒親だと分かったからといって、親をどうにかしようとは思わないことです。
もう何十年もそのまま生きて来た親が今さら変わる事は絶対にありません。
親を変えようとうと意見したり、歯向かったりする事で逆に貴方が疲弊してしまいます。
あなたの意見一つで変われるような親であれば、初めから毒親にはなっていないでしょう。
毒親が毒から脱するためには「自分で気づく」→「自分で変わりたいと思う」→「実行に移す努力をする」と言ういくつもの段階を踏む必要があります。
一度曲がって育った木をまっすぐに直す事が困難なように、一度形成された思考や言動を治す事は容易い事ではありません。
で、あればまだまだ若く修正が容易なあなたが自ら変わる努力をするべきでしょう。
あなたはするべきことは、親を変える事では無く「自分を変える事」です。
iyanakotowasureru.hatenablog.com
場合によってはカウンセリングを
昔受けた言動や体罰などがフラシュバックして辛い。
親が憎い、どうにかして仕返ししたい、殺してやりたいとすら思う。
など、精神的に不安定な状態が続いているなら、一度カウンセリングを受けてみる事をお勧めします。
全国の心理カウンセリングを受けられる病院を紹介しています。
オンラインカウンセリング「cotree」│ いつでも、どこでも、安心できる
近くにカウンセリングルームが無い人や、忙しくてカウンセリングを受ける時間が無い人はオンラインでカウンセリングを受けられるサービスもあります。
カウンセリングは自分の気持ちを整理する作業ですので、即効性はありません。
しかし、一人で悶々と悩み苦しんでいるのなら思い切って自分の生い立ちや生まれ育った環境をあらいざらい誰かに話してみると良いでしょう。
もし、カウンセリングに行く時間的な余裕が無い、そこまでの必要性を感じないと言う方は、自分への手紙を試してみてください。
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あなたが幸せになるように生きる事
あなたの親が毒親だったとしても、それに気づいた時点でもうあなた自身は変わり始めています。
あなたはするべきことは何よりも「自分が幸せに生きる事」です。
毒親に育てられたとしても、それは一つの境遇であり通過点でしかありません。
人は気づいた時点で変わる事ができる生き物です。
親は親。自分は自分。
親のために生きる自分では無く、自分のために生きる自分として生きる事。
ぜひそれを心の真ん中に置いてこれからの人生を自分のために使ってください。
あなたが幸せになれるように心から願っております。
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